mai’s blog

派遣薬剤師

ひとりたび を始めたきっかけ

 

 

旅をするきっかけは、6年前の大学生3回生のとき。

初めての旅はひとりじゃなくて、お誘いを受けて大学の友達と3人でベトナムに行きました。

ちなみに、3人とも英会話レベルは中学生くらいでした(`・ω・´)(´・ω・`)

 

 

最初は男2人女2人の行動力だけはピカイチのメンバーで行こうとしてたんやけど、なんと。

友達の女の子が当日、パスポートの期限切れに気づき(笑)

結局男2人と女1人で1週間のベトナムバックパックに行きました🗺(笑)

これも醍醐味。旅のはじまり、何が起こるかわからない!!!ということを身をもって経験。

 

 

メンバーは

Aくん アフリカ一人バックパック経験者

           たのもしい

Bくん バックパック初心者

           信号ない道路渡れません

私       バックパック初心者

           変な度胸だけある

 

というなんとAくんに負担がでかいんでしょうというメンツ、、

 

ボランティアサークルに入っていたので、ベトナムの孤児院で理科の実験をしよう、科学のおもしろさを知ってもらおう、という

薬学生らしい旅。

 

しかし、孤児院への交渉は現地に行ってからしたり、それ以外の日はホーチミンやらダラットやらメコン川やら、めちゃめちゃ観光するという、行き当たりばったりの旅🎉(笑)

 

ホーチミンでは市場のネイルに時間かかりすぎてめちゃめちゃ心配かけたり、

Bくん信号無い道路渡れへんくてめっちゃ笑ったり、

Aくんにダラットでいちごワイン飲まされまくって人生で初めてリバースしてげーげー吐いて、爆睡してるAくんを尻目にBくんに介抱していただいたり(笑)(笑)(怒)

もともとベトナム料理屋さんでバイトしてたからご飯大好きで、色んな人に食べ方教えてたらあだ名が「ベトナム料理」になったり(笑)

 

 

 

そして、ベトナムで友達ができたんです。

孤児院の女の子、ヘインちゃん。

まだ当時中学生か、小学生くらいの女の子。

 

孤児院に折り紙を持っていってて、たくさんの子達と折り紙で遊んだんだけど、

この子は少し引っ込み思案で、でもすごく懐いてくれて、ずっと私の隣にいて。

好きなアイドルとか、自分のことを、習ったばかりの英語で一生懸命伝えてくれて。

 

すごく嬉しかったのが、

「日本のことは全然分からないけど、あなたがすきだから、日本がすき。」

って話してくれたこと。

 

私達が帰る時、また来てね、また来てねって見えなくなるまで手を振ってくれて、

 

ベトナム最終日に時間作ってもう1回行ったら、瓶いっぱいに、私が教えた折り鶴を作ってくれてて、見せてくれて。

 

ほんとに感動したんだなあ

 

絶対にまた来るねって話して、

この子とずっと繋がっていたくてFacebook初めて、それから何回も会いに行ってます。

ひとりでも、会いにいってます。

 

今じゃもう高校生で、すっかり引っ込み思案はなくなってオシャレで元気な女の子になってて、すごく可愛い。

 

 

孤児院の子やから、何も支援できない身で会いに行ってもいいのかなぁとか

知らない文化を教えて、変に期待させるだけなのかもしれない。会わない方がいいのかもしれない。

なんてことを人に言われて考えたりもしたけれど。

 

結局、「好きだから、会いに行く」

 

「喜ぶ顔がみたいから、会いに行く」

 

旅して、沢山の人と出会う中で、こんなに惹かれ合う人に出会えることって、本当に貴重だと思うんです。

 

会いに行ける距離に、お互いに会いたいと思える人がいる。喜んでくれる。

だから、会いに行く。

 

ただそれだけのこと。

 

旅をすると、こういう人が増えていくんです。

普通に暮らしてたら出会えないだろう、境遇も国籍も全然ちがう人。

でも、なんでか波長が合う人。

 

こんな人に出会えると、自分の中で世界がおおきくなる。

 

今までどこか他人事だった世界のニュースも、「あの人がいるところだ、もっとよく知りたい」って、繋がりができる。

 

ひとりで旅をするって、

想像つかないほど自由で、そして孤独です。

 

「また会おうね」って言葉が、最後の会話になることなんて、何回もあった。

「明日も一緒に行こうね」って会話が、果たされないこともあった。

 

でも、だからこそ、その日1日1日を大切にできる

一瞬の風景を目に焼き付けて、誰にもとられない思い出が増えていく。

 

 

まだまだ、やめられなさそうです🗺